ゲームリハビリの紹介！

繰り返しになり恐縮ですが、つむぎではその人の「生活」をリハビリすることを目的にしています。

そしてつむぎでは『生活動作のリハビリ』と『こころと脳のリハビリ』をおこなっています。

前回のブログで紹介した「理学療法・作業療法」や「個別生活リハビリ」は『生活動作のリハビリ』です。

前々回の「都道府県クイズ」は『こころと脳のリハビリ』です。

その前の、「お楽しみレクレーション（おはぎづくり）」や「創作リハビリ（フクロウの飾り物）」はその中間ですね。

今日は『生活動作のリハビリ』のひとつ、「ゲームリハビリ」を紹介します。

つむぎでは「理学療法・作業療法」や「個別生活リハビリ」などを通し、その人の生活にとって必要な動作をリハビリします。

でも、そのようなリハビリリハビリしたリハビリばかりでは息が詰まります。また、そもそもそのようなリハビリには馴染めない方もいらっしゃいます。

そこでつむぎでは楽しく皆でリハビリできるようにゲーム形式のリハビリをおこなっています。それが「ゲームリハビリ」なのです。

例えばこれ、

これは「まるめて玉入れ」というゲームリハビリです。

利用者さんは左右のチームに分かれます。

机の上に新聞紙が広げてあります。

制限時間内に、新聞紙をまるめて箱の中に投げ入れ、その個数を競うのですが、勝負に勝つためには、役割分担した方が断然有利です。

そこで、チーム内で相談し、それぞれの得意なことに応じて役割が分担されます。

新聞をまるめる人、それを手渡す人、箱めがけて投げる人・・・。

まるめる動作は手指のリハビリになりますし、手渡す動作や投げ入れる動作は腕のリハビリになります。めがけて投げ入れる動作は集中力のリハビリになります。

気分が高揚し思わず立ち上がる人もいます。それは立ち上がり動作のリハビリです。

1回戦、2回戦・・役割を変更しつつ、チームで試行錯誤します。

そのコミュニケーションを職員は上手に仲介します。

チームを応援する気持ちが高まり、皆様、大きな声を上げて励まし合います。

最後に、運動会のお手玉の要領で箱に入ったまるめた新聞紙を放り投げてカウントします。

それは気持ちと発声と人間関係の良いリハビリになります。

その後は、ほっと一息、心地よい疲れと共に皆で仲良くコーヒーブレイクです。

これが、今日のおやつでした！